花組「マスカレード・ホテル」感想

こんばんは、あさがおです。

 

いつものことですが、更新に時間がかかってしまいました。

ちょっと1月は観劇予定が立て込んでいたもので・・・(言い訳)

 

年明け一作目は花組「マスカレード・ホテル」でした。

ご縁があってチケットをいただいたのですが(転売ヤーではありませんよ)、本当にラッキーでした。

東野圭吾さんの同名小説のミュージカル化ということで、ストーリーが面白いのは間違いないと思っていましたが、さらに主演があきらさん(瀬戸かずや)とあれば、何としても見たいなあと思っていたのです。

 

 

 

 

それにしても、期待以上でした✨

原作小説も映画も予習せずに観たので、単純にミュージカルとしてどう感じるか、という状態でしたが、ストーリーも登場人物のキャラクターも良くできていましたし、それぞれのキャストがよくハマっていましたね。

 

 

あきらさんは、絶対キムタクよりカッコいいよね?

最初のちょっとチャラい格好もですが、ホテルマンの制服姿もとても素敵で、立っていても座っていても歩いていても回っていても、とにかく美しくてカッコよかったです。

おそらくキムタクの持ち味?(なので映画のキャラもそうだったに違いない)のちょっと不良っぽい雰囲気はちゃんと匂わせつつ、宝塚的な品の良さもそこはかとなく感じさせるという絶妙なバランス感覚。

そして絶対的なヒーロー感。

さすがだなぁと、その男役芸に感動しました。

ラストにヒロインを助け出す場面なんかは本当にカッコ良くて、「絶対守ってくれる!」と安心できるオーラがもう‼️

その背中に寄りかかりたい、と思いましたね。

強くて優しくて頼り甲斐があって、しかもめちゃくちゃイケメンで、理想の男性すぎる❗️と手に汗を握っていました👊(ちょっと言葉の使い方が・・・)。

 

もう、たとえ歌詞が「メタモルフォーゼ!」だとか「ゼロ・ディスタンス!」だったとしても、気にならない!(いや、正直度肝を抜かれた感はありましたが。)

 

歌もダンスもお芝居も一定レベル以上にあって、しかも男役としての個性も完成されているという方はなかなかいないので、今や貴重な存在なのかもしれないなぁと思いました。特に今の花組では。

もう研14か15ですか。

長年積み上げてきた成果を見せてもらった気がしました。

 

 

 

 

そして、ヒロインの朝月希和ちゃん。

制服姿が美しい。スタイルが良い。身のこなしが美しい。

そして、滑舌が良かった!

とにかくお客様第一ということを何度も言っていて、決まった台詞だと分かってはいるのですが、それが本当に彼女の心から発せられているように感じられて、「あー、こんなスタッフがいるホテルに泊まりたい・・・」と思いながら観ていました。

一言一言にとても力がある方。

やはり、別箱公演の良いところは、大劇場では脇役を演じる方々が、主要なキャストとしてガッツリお芝居する姿を見られる点ですね。

大劇場では、作品的に、主要キャストですら力のこもった芝居をすることは少ないですし。

話は逸れますが、昨年の「チェ・ゲバラ」で、下級生のおだちん(風間柚乃)があんなに前面に出てお芝居をする姿を観られて、貴重だったなぁと今でも思い出します。

そう、私、「うわ〜!めっちゃ入り込んで芝居してる!!」っていうのを堪能するのが大好きなのです。

希和ちゃんのヒロインは、「頑張ってる」という雰囲気はなく、むしろスマートなのに、セリフにはとても思いと熱がこもっていて、素晴らしかったと思います。

力が入りすぎると暑苦しくなるときもありますが、希和ちゃんは爽やかでした。

 

 

 

 

いろんな癖のある宿泊客が登場しましたが、高翔みず希さんが演じた注文の多い客、めちゃくちゃイライラしました(褒めてます)。

何か言うと揚げ足をとって噛み付いてくるのですが、それがリアル。

あ、こういうクレーマーいる(いた)・・・と、自分の経験を思い出したり。

あきらさんのセリフへの被せ方が上手かったんですよね。

高圧的な態度も。

でも、この人の心の中に何か辛いことがあるんだろうな、こんな形でしかSOSを出せないんだろうな、と同情心も芽生えてしまい(すっかりホテルマン目線だったのかしら)、ただの嫌なヤツで終わらせない役作りは流石でした。

 

 

音くり寿ちゃんの演技も圧巻でした。

最初、「ん?このおばあさん、くり寿ちゃんじゃない?」「うまっ!」「変装してるの?ということは犯人?」などなど勘繰りながら見ていたのですが、あまりにいろんな変な客が出てくるし、「出演者が少ないから老け役もやってるのかな?」という気もして、最後まで予想がつかなかったですね〜。

それにしても、音くり寿ちゃんはおばあさん役も完璧😅

後半のお芝居も凄かったですね。

迫力でした。

ああいう、リミッター外れたお芝居ができる人、個人的にはすごく好きです。

でもちょっと浮いていた気もしましたね。

役柄的にはそれで良かったのかもしれないけど、リミッターを外せる人は、今度はそれを調節しないといけないのかもしれないな〜などと感じました。

あまりに凄くて周りのトーンと合っていないと、逆にしらけてしまうこともあるので。

今回がそうだったわけではないけれど、もう少し抑えても良かったかもしれないと思いました。

いや、単純に「ああいうお芝居を見られる」というだけでも楽しいというのもあるんですけどね。現に、お客さんはくり寿ちゃんのあの場面楽しみにしてる方が多かったと思いますし。

それに、あそこまでできる方は宝塚にはなかなかいないと思うので、今後もあの感性を大事にして成長して行ってほしい逸材です。

あと、フィナーレでは打って変わって愛らしいくり寿ちゃんで、そのギャップも良かったです。ダンスもお上手でした。100期生って、もうここまで来てるんだなぁと感心しました。

 

 

 

 

 

今回、一番「やられたー」と思ったのは、飛龍つかさ君です。

彼(女)は、一体いつの間に?あんなコメディセンスを?身につけたのか?

前からですか?

くり寿ちゃんほど派手な見せ場はなかったですが、セリフの間合いとか言い方、発声の仕方、めちゃくちゃセンス良くなかったですか?(なぜ疑問形)

セリフがなくても、動きとか表情とかもとても表現力豊かで。

いやいやいやいや、なんかもう、立ってるだけで能勢wwでしたよね。

なんだこの子は、と驚かされました。

嬉しい驚きです。

こんな素敵な方がいたんだ〜という驚き。

もちろん存じ上げてはいましたよ?新人公演主演もされてましたし、イケメンですから。

でも、こんなポテンシャル高かったんだ!と嬉しくなったのでした。

もう、とにかく「面白かった」とだけ言っておきます。

あ、いわゆる「面白い」場面以外もとても良かったです。

今後は注目していきたいですね。

 

 

 

 

さてさて、1月はまだ、雪組「Once upon a time in a America」、「フランケンシュタイン」、宙組「エル・ハポン」と続きましたから、一つずつ感想を綴っていきたいと思います。

 

 

ではでは、この辺で🍀

宙組「エルハポン/アクアヴィーテ」感想

こんばんは。あさがおです。

 

宙組「エルハポン・イスパニアのサムライ/アクアヴィーテ」、宝塚大劇場で観て参りました。

 

どちらも、とても楽しい作品でした!

 

エルハポンの方は、実際に観るまでは、以前雪組で上演された「samourai(サムライ)」と同じような話かと想像していましたが、全く違った笑。

ネタバレ回避のためにストーリーには触れませんが(と言っても、SNSでたくさん流れていますけどね)、細かいことは考えずに楽しみたい作品でした。

 

今回、一番感じ入ったのは、藤乃役の遥羽ららちゃん。

出番は少なかったのですが、着物の所作も踊りも綺麗だし、お芝居もよかった。

着物の所作や舞踊については専門的なことは知らないので、あくまでも素人目で美しいと感じたということです☺️

ららちゃんがクルクル回るときの着物の裾の動きが、とても好きでした。

頭上に掲げた手の平の重ね方とか、首の傾げ方とか、全て美しかった!

それに、声の出し方も上手かった。

彼女は、位の高い、落ち着いた大人の女性が似合う声だなと思いました。

上品で、低すぎず高すぎない、綺麗な声です。

「天は赤い河のほとり」新人公演のネフェルティティの時も、同じように感じました。

先日、2020年のずんちゃん(桜木みなと)主演の別箱公演でヒロイン役をされることが発表されましたが、納得です。

とても楽しみです。

 

 

あと目を引いたのは、じゅりちゃん(天彩峰里)ですね。

日本からスペインの農場に売り飛ばされた奴隷役で、登場シーンは粗末な着物でしたが、その後は色鮮やかなお洋服に着替え、日本的な黒髪も清楚でとても可憐でした。

セリフもどこかの方言で「〜だっちゃ」とか「けちんぼさん!」とか、とことん可愛くて、とにかくこの公演の「可愛い」担当決定でした☺️

ただ、以前から思っていましたが、彼女は喉が弱いのかな?

発声の仕方なのかな?

喉が閉まってるような気がするんですよね🤔

あと、声のエネルギーが前に向かって出てない気が。

音域は広いし、裏声と地声をうまくコントロールできる方だとも感じるんですが、声量がもう少し欲しい。

ショーでも、声が小さく感じました。

お芝居もですが、彼女は全体的に、ちょっと引いてしまっているように感じる時があります。

脇にいる時は脇のお芝居、真ん中(ヒロイン)の時は真ん中のお芝居をする方がいるので(北翔海莉さんとか)、もしかしたらそういうことなのかもしれませんが、まだ加減する学年ではないと思うので、もう少し、前に出ようという意識を持ってもいいかもしれません。

同期の星風まどかちゃんがトップなことも影響してるのかなぁ?

じゅりちゃんもずんちゃんの別箱に出る予定ですが、おそらく主要な人物を演じることになるでしょうから、是非、リミッターを外して思いっきりやっていただきたい。

上級生のららちゃんが、ヒロインをどう作っていくのかも間近で見られますしね。

たくさん勉強して、一皮剥けてほしいなと思います。

 

 

あ、あと貴族のずんちゃんも可愛かったですねw

ブイブイって感じでww

ずんちゃんは、少し前までは正統派の王子様的な役以外は難しいのかしらと思うほど、良くも悪くも育ちの良い王子様キャラが強めでしたけど、オーシャンズ11のベネディクトで一皮剥けたのか、アクの強い役や面白い役もそつなくこなすようになりました。

ご本人のキャラクターもあって、どんなに悪い役をやってもどこか可愛らしく感じさせるんですよねw

魅力的な男役さんだなと思います。

 

 

 

 

 

ショーの「アクアヴィーテ」は、流れがとても良いので、一瞬で終わっちゃったように感じました。

 

印象に残っているのは、実羚淳さんです。

レオタードにトウシューズで、めちゃくちゃカッコよかった✨

ものすごくスタイル良いですね。驚きました。

この公演で退団だそうで。

今まではあまりちゃんと観られていなかったので、勿体ないことをしたなと思います。

宝塚は本当に、隅々までちゃんと観ていないといけないなぁと感じました(実羚さんが隅にいたという意味ではありませんよ。)。

あ、あと、プロローグで娘役さんと踊っていたときに、たしか抱きしめるような振りがあったのですが、背が高いので、娘役さんに覆いかぶさるように背中が丸くなっていたのもときめきポイントでした💖

 

 

あとは、男役のタンゴの場面もとってもカッコよかった!!

あきも(秋音光)の女役も美しくて。

音楽と体の動きがぴったりハマっているので、見ていてスッキリ気持ち良くなるんですよね〜。

真風さんにリフトされるところも、姿勢や足の角度が美しい!✨

背中のラインも美しい!!✨

あの場面は客席も息を飲んで集中して観てた気がします。

前も書いたかもしれませんが、あきものダンスは、全身どこをとっても動きが綺麗で好きです。

東京公演千秋楽の翌日にはもう劇団レッスンに出てるという噂も聞いたことがありますが、鍛錬を怠らずに積み重ねてきたんだなあと分かるダンスですね。

そういうの大好き!笑

今後、もっともっと前に出てきてほしい男役さんです。

 

 

 

 

あとは、個人的に前評判を聞いて楽しみにしていたのが真風さん、まどかちゃん、キキちゃん(芹香斗亜)、夢白あやさんの2組デュエットダンス。

(ここからはちょっと辛口になります。)

 

 

 

Twitterでも触れましたが、う〜ん・・・という感じでした。

夢白さんは、力不足と言わざるを得ないかなぁ、と思いました。

デュエットダンスって、比較的ゆったりした音楽で、振りがなくて移動するだけの部分があるかと思えば、要所要所で決めポーズを取るので、全体の流れの美しさも大事なんだなぁと、改めて思いました。

多分、トップコンビや上級生のデュエダンは、その辺りを上手に踊るので気にならないのでしょうが、夢白さんはまだ、一つ一つのポーズも、他の動きとの流れが悪くて浮いちゃっていたので、とても気になった。

銀橋で最後のポーズを取る場面が見せ場だと思うのですが、これも美しいとは言い難かった。

夢白さんがキキちゃんに支えられて大きく背中を反らすのですが、横に広げた両腕が、カマキリみたいで美しくない・・・。しかも、最後のジャンっという音への合わせ方も稚拙でした。

 

デュエットダンスというより、生徒のダンスを先生がサポートしている感じでした。

うん、2人で踊っているというより、夢白さんは自分のことで手一杯という感じで、キキちゃんに向かう意識が薄かったかもしれない。

向き合った時は頑張って表情作っていましたけれど。

 キキちゃんの包容力が感じられたのは、良かったかなぁ。

 

ただ、夢白さんを責められないとは思います。

学年的にできなくて当然です。

ちょっと練習してできるようになるというものでもないでしょう。

多分劇団の思惑でやらせたことだから、「プロなんだから、見られるレベルに仕上げてよ」と彼女にいうのは酷かなと思います。

 

でも、こちらはデュエットダンス、楽しみなんです。

素晴らしいデュエットダンスを見て、「はあ〜、素敵💖」ってうっとりしたいし、幸せな気持ちになりたいんです。

私的デュエットダンスの幸福ポイントはいくつかありますが、

・2人の呼吸が合って見事にシンクロする動き

・交わす視線などから2人の信頼関係が見えるところ

・ポージングの美しさ

・娘役が男役に寄りかかっているように見えて実は自前の筋力で自分を支えているところ(つまり、うふふあははかと思いきや、実力者同士のガチンコでもあるところ)

 

ただ決まった振り付けを2人で踊るだけじゃなくて、心を通わせて、相手を思いやり、感じながら、対等な立場で踊る姿を見られたときに、感動するんですよ・・・。

そして、娘役さんの、男役を立てる(という表現は若干抵抗ありますが)「娘役力」の程度が、如実に現れるダンスかなぁと思います。

男役に寄り添っているように見せることで男役をカッコよく見せつつ、実は男役に寄りかからずにキツい姿勢を維持して自らも美しく見せるという。

ちょっと説明が小慣れませんが、そんな感じです(適当)。

 

とても負担が大きい、難しいダンスだと思います。

でも、だからこそ、感動するんです!!

 

「子供の世話をしている先生」の図を見せられると、少しだけ腹立たしく感じてしまい、なぜこんなことをしたのかと・・・

夢白さんを目立たせたいのでしょうけど、もっと別の場面にして!

デュエットダンスを利用しないで!と言いたかったです。

 

 

キキちゃんのパートナーは、ららちゃんが良かった。

ららちゃんなら、ちゃんとしたデュエットダンスが見られただろうに。

もしくはじゅりちゃん。群盗のデュエットダンスは、先ほど私が挙げた幸福ポイントを全て満たしていたので。

ただ、じゅりちゃんがキキちゃんとデュエットダンスを踊ってしまうと、なんでららちゃんを抜かしたのかしらとか、次期コンビなのかしらとか要らぬ憶測を生んでしまう気がするし、実力的にも、やはりららちゃんが良いかなと。

 

 

デュエダンを観終わった私は、「なんだったんだ、今のは・・・」と思いながら次の場面に気持ちを切り替えてました。

こんな気分になったのは、久々です。

楽しいショーだったのに、そこだけが残念でした。

もう夢白さんのことは認識したので、アピールしていただかなくても結構です。

そして、夢白さんには、東京公演に向けて、もう少しレベルアップしていただきたいです。

これからの宝塚を担う娘役さんだと思うので。

 

 

デュエダンについては(期待していた分)マイナスなことを語りすぎましたが、冒頭でも述べたように、全体的にとても楽しいショーでした😌

 

 

東京でも観たいな。

観られるかな?

 

 

 

 

 

ではでは、長くなったので、今夜はこの辺で🍀

 

明日海りおさん、ご卒業おめでとうございます。

こんばんは。

とうとう明日海りおさんが卒業されましたね。

宝塚を見始めた頃からずっといたみりおが、もういないなんて、不思議です。

長いこと頑張ってきた姿をみてきたので、寂しいとか、辞めないでほしいとかよりも、今までありがとう、お疲れ様でしたという気持ちです。

 

みりおがいない宝塚なんてあるのかなぁ、と思っていましたが、どんなに偉大なスターでも、その人が卒業しても宝塚は変わらず続いて行くんですよね。

なんだかしみじみと、歴史や伝統を感じる夜です。

 

本日はこのへんで。

 

月組 I AM FROM AUSTRIA 良質なミュージカル、そして鳳月杏の存在感

こんばんは、あさがおです。

 

気付けば前回の投稿から2ヶ月ほど経ってしまいました…。

 

実はその間に、宙組の「追憶のバルセロナ/NICE GUY」、雪組の「はばたけ黄金の翼よ/Music Revolution」も観に行ったのですが、書ききれぬまま月日が流れてしまいました…(^^;

 

そして、こちらもすでに千秋楽を迎えてしまったのですが、月組公演「I AM FROM AUSTRIA」。

 

これは、上演が発表されたときから、めちゃくちゃ期待していた演目でした。

ウィーン版、知りませんけど、絶対楽曲は良いに決まってる!(偏見)

ウィーン・ミュージカルって、ストーリーも日本人好みで面白いものが多いから、きっとこれも面白いに違いない!!(偏見)

そう思っていたので。

チケット馬鹿売れというほどではなかったみたいで、「みんな、勿体無いなぁ、絶対ムラで観ておくべきだよ」と思ってたんですよね〜。

ちなみに、私は月組に特別な贔屓はいません。

みんな好きですけど、何が何でも観なければ!というほどではないというか。

ですから、組や組子に思い入れがあって観ておくべきと思ったわけではなく、単に演目だけで、そう思っていたのでした。

 

実際、観た後も、「これは絶対観ておくべきやつだった!」と思います。

とても良質なミュージカルでした。

物語の設定も、流れも、登場人物のキャラクターも、派手すぎず、とてもバランスがよかったし、洗練されていました。

「マンマ・ミーア」同様、既存の楽曲を使った、ジュークボックス・ミュージカルとのことなので、もちろん一つ一つの楽曲も耳馴染みが良くて素晴らしかったのですが、全体的な調和も取れていました。

 

「NIX IS FIX」は明るくて、なんだか元気が出て、なんだってできるぞー!という気分になる歌。

「nothing is fix=全ては自由」という意味だそうですが、まさにそんな感じ(語彙力がなさすぎる)。

ありちゃん(暁千星)が歌うマッチョ?も、振り付け共々愉快で、客席参加型なこともあり、「わー!たーのしー!(^O^)」と思うこと必至。

 

でも、私が予想した以上に、というか、自分でも驚くほど感動したのは、「I AM FROM AUSTRIA」でした。

あの、こんなことを言ってはなんなんですが、ミュージカルで歌詞の意味を逐一理解しながら聴くことって稀というか、いや、「レミゼ」や「ミス・サイゴン」、「モーツァルト!」「エリザベート」などなどのように、全編歌で、セリフも兼ねているようなものはちゃんと頭に歌詞が入ってくるのですが、セリフは別にあって時々歌が入る場合は聞き流してしまうことが多いんです。

「I AM FROM AUSTRIA」も、歌詞はぼんやり聞いていただけだったんですが、なんなのでしょう、涙が出るかと思いました。

私がオーストリア人なら、絶対に涙するだろうなと思いました。

この曲が歌われるシーンの雰囲気も少なからず影響しているかもしれませんが、楽曲自体が持つ力なのではないかなと思います。

ものすごく、故郷に対する愛情と誇り、郷愁のようなものが胸にしみ込んできたんですよね。

「I AM FROM AUSTRIA」という歌詞も、ものすごく胸に響いて。

とてもとても強くて深い意味のある歌詞だと感じました。

外国で、外国人に囲まれる中で自分のルーツについて深く考えて言う「I AM FROM JAPAN」だと思えば、この歌詞に込められた感情が分かるかもしれません。

 

 

この歌は、日本の歌でいうなら、「ふるさと」なのかな。

 

 

本当に、もっと文才があれば良いのですが・・・。

でも、言葉では語れない感情が湧き上がる曲だったとも言えます。

多分、多くの方が心の奥深くに持っている、◯◯人としての誇りや国への愛着に訴えかけるんだろうな(愛国主義のことを言っているのではないです、念のため)。

この曲を聴けて、心を揺さぶられる体験ができただけで、観に来てよかった!と思えました。

 

 

 

そしてそして、タイトルにもあるとおり、ちなつさん(鳳月杏)の存在感よ!!

今回は、たまきち(珠城りょう)の父親役ということで、おヒゲをつけて、少しダンディーなおじさまでしたが、まあ大人の男の包容力と色気に溢れていたこと!!

それに少し(かなり?)お茶目で可愛い💞

そして相変わらず足が異常に長い👖

ジャケットの裾よりも足の付け根が上にあるため、どこまでが胴体なんだか分からず、永遠に足なのではないかと思ったほどです。

 あー、お顔もかっこよくて素敵だし、奥さん役の海乃美月ちゃんとの並びがまたビジュアル的に最強で💖

先ほども書いたように、登場人物全員が、みーんな(かなりの)個性があって、パパはその中ではおとなしい方なのですが(突然ギラギラの衣装着て踊り狂いだすこともなかったし)、パパが出てきたら、何をするのか何を言うのか気になってつい注目してしまう。

そして何をやっても半端ない安定感。

安心して観ていられる。

ボケるところも自然に笑える。

何より足が長い(関係ない)。

 

と言いつつ、一番驚愕したのは足の長さではなく(それはもう分かりきってる)、歌声です。

歌!前からお上手でしたけど、「えー?!こんなに上手かった?」って思いました。

カサノヴァで女役をされたときに、かんなり高音で歌い上げていましたけれど、そのおかげ??

低い音はもちろん、男役としてはかなりの高音も、めちゃくちゃ綺麗に自然に出ていて、「えー、もう性別関係なーい😫」って思ってしまいました。

いやはや、鳳月杏さん・・・。

めちゃくちゃカッコよかったし・・・(堂々巡り)

好きです・・・。

 

 

美園さくらちゃんはスタイルも良いし、お芝居も、ちょっとツンとした大女優をいやらしくなく可愛らしく演じていて、彼女独自の魅力をうまく見せてくれたなぁと思います。

お歌もお上手でしたが、もっと声をコントロールできるんじゃないかなと思いました。

声帯が柔軟すぎるのか、ちょっと声量がオーバーしてしまったり声質が変わってしまう部分があった気がします。十分うまいけど、もっとうまくなれそう。

とても楽しみです(^^)

 

大劇場復帰の月城かなとさんや、ありちゃん、おだちん(風間柚乃)も、とてもよかった。

おだちんは、「チェ・ゲバラ」で轟悠さんを食うほどの男臭い演技をしていたのに、今回はちょっと情けなくて可愛い男の子を好演していました。ちゃんと笑いも取れるし、やっぱり演技力高い子だなぁ。

 

あと、たまきち。彼、じゃない、彼女は、こういう役ぴったりですね。

癖がない、若くて誠実な男の子は、5組の中で一番ハマると思います。

途中、ジャケットを脱いで白シャツになるんですが、その白シャツ姿があまりにカッコよくて驚きました。

さすがです。

背中広いです。

胸板厚いです。

どんどん脱いでいただきたい。

 

 

 

 

明るく楽しく、たまにホロっと来て、トラブルが起きても総じておおらかに受け止めて笑いに変えちゃう、なんとも懐の深いミュージカルでした。

 

 

観に行けてよかった。

東京公演も行きますよ♫

どんな風に進化しているか、楽しみです☺️

 

 

ではでは。

その美貌を味方につけた彩凪翔、美貌を忘れさせた朝美絢 〜その2〜

こんにちは、あさがおです。

 

公演は(だいぶ前に)終わってしまいましたが、前回の投稿の続きで「壬生義士伝」におけるあーさこと朝美絢さんについて。

 

あーさは全宇宙🌎 が認めるとおり、とんでもない美貌の持ち主、美の塊、美の権化、神、etc...であります。

あまりに美しくて、ほとんどの方は彼女のお顔に目を奪われてしまいますが、比較的あーさのお顔を見慣れて耐性がついたファンの方々が主張されているとおり、歌もダンスもお芝居も、きちんと実力を備えたスターさんです。

とは言え、これまでは、やはり「美少年」「美青年」役が多かった。

致し方ない。

あんなに綺麗なんだもの。

そして、あの美貌と役のキャラクターが噛み合って、物語に説得力を与えたのが「ひかりふる路」のサンジュスト。

これがあーさの正しい起用法なのかなぁと思っていました。

「美しい」◯◯役。

 

「ファントム」のあらん・ショレ役は、「敢えてイケメンじゃない役を振ってみました。てへっ😇」って感じだったし(伯爵役はイケメンだったし)。

「20世紀号に乗って」は、特に容姿に言及のない役でしたし、彼女自身にコメディ・センスもあることを知らしめた作品だったとは思いますが、やっぱり「イケメン役だよね」と自然に思ってた(だって顔がイケメンだったから)。

 

 

そんなイメージだったので、「壬生義士伝」であーさが斎藤一役をすると発表があった時は、「へぇ〜?」と思いました。

斎藤一、新撰組ファンでもそうでなくても、歴史上、名の知れた剣客でありますし、私も好きなキャラクターですが、顔面については女性の興味を引くような人ではなかった気がしたので。

某タカラジェンヌの愛読書である某マンガでも、全然イケメンに描かれてないですしw

映画版では佐藤浩市さんが演じられ、そりゃ佐藤さん自身は男前だけど、カッコ良い男性として演じられてはおらず、どちらかと言えば粗野というか、乱暴というか、男臭い感じの印象でした。

 

それを、あーさがやるの?

まあ、良い役だからなぁ。

咲ちゃんがやるかと思ってたけど、大野役ということは、多分吉村と大野の側面から描きたいんだろうなぁ(握り飯の場面で泣かせるつもりだな)。

それなら番手的にもあーさが斎藤なのか(翔くんは斎藤って感じじゃないし)。

ま、要するに、イケメンの斎藤一ってことか。

 

などと悶々と考えてました。

 

 

で、蓋を開けてみたら。

 

 

タイトル通り、あーさは、観客に(少なくとも私には)、自身が美の塊であることを忘れさせていたなと思います。

うまく言葉にできませんが、すごく分厚い役作りしてきたなぁと感じました(本当に表現力がない)。

意識的に佐藤浩市さんの斎藤一に寄せていたのかは分かりませんが、佐藤さんのセリフの言い方に似てた気がします。

低く押し殺したような喋り方で、粗野で男臭い。

これまでの役のあーさのセリフの言い方や発声は、キラッと華やか✨✨だったのに、今回はめちゃくちゃ男臭かった。

土と汗と血の匂いがしそうだぜ・・・となぜか私も客席で男臭くなっていました笑

いつものようにパァ〜っと客席に光を撒き散らすこともなく、どちらかというと地味だったけど、あーさがそんな演技をしているということに感動してしまいました。

 

 

そして、咲ちゃんが大野役をしたことによって斎藤一の物語での比重が、原作や映画と比べて小さくなっていたこともなく、やっぱり主人公の吉村貫一郎と並ぶ存在感のある役だと感じました。

ですから、あーさが学年と番手から期待されるレベルのお芝居をしていたら、途端に深みのない作品になっていたのではないかな。

 

いや、というより、あーさがだいもん(望海風斗)と対等に渡り合うほどの骨太の芝居をしたから、作品の中の斎藤一の存在感が大きく感じたのかな(だいもんが貫禄のない役だったことを差し引いても)。

あーさが下級生らしいお芝居をしていたら、「あ、やっぱり宝塚版は吉村と大野の話なんだね。斎藤は脇役の一人か。」と思っていたかもしれません。

そして、それでも「そういう作りにしたんだ」と思うだけで、特に違和感はなかったかもしれない。

 

結果的に、あーさのお芝居のおかげで、吉村×大野だけでなく、吉村×斎藤の関係性もグッと前に出てきて、全体的に厚みのある作品になった気がします。

 

今思い出しても、あーさの斎藤一は良かった・・・。

全然見目麗しいと思わなかった・・・(褒めてます)。

 

 

 

 

 

前回書きなぐった翔くんといい、やはり雪組は日本物が強い。

着物の着方とか所作がうまい。

その上、一人一人の役作りがとっても良かった。

東京公演では、少なくとも、以前このブログでも指摘した、「悲しくて泣ける」を超えたものになってたと感じました。

脚本、演出に関しては何も変わってなかったので、組子はものすっっっごく健闘したと思います。

一人一人がとっても魅力的で、一人一人が愛おしく、胸が締め付けられました。

 本当に、劇団と石田先生は、雪組子に感謝すべき。

 

 

 

次回は二手に分かれての公演ですね。

永久輝せあ君と朝月希和ちゃんの雪組生として最後の公演になります。

ひとこちゃん、雪組にいてほしかった。雪組の御曹司だったのに・・・。

希和ちゃんも、これまでの雪組娘役とは少し違う雰囲気で、好きだった。

二人が花組に行くのなら、花組も観に行かなければなりませんね・・・。

千秋楽まで、雪組生として楽しく舞台に立ってほしいです。

 

 

 

 

ではでは、この辺で🍀

 

その美貌を味方につけた彩凪翔、美貌を忘れさせた朝美絢 〜その1〜

こんばんは!

お久しぶりです。あさがおです。

大分サボってました(*´∀`*)

 

 

なんちゅうタイトルやねんって感じですが、雪組の美男子、彩凪翔君と朝美絢君について考察したいと思います🤓

 

 

 

もうすぐ終わっちゃいますが、東京宝塚劇場で公演中の「壬生義士伝」。

 東京公演が始まってから一度観に行けたのですが、公演期間も後半だったからか、お芝居がとても深くなっていたと思います。

 

 

そして、私は幸運なことに3回観に行けたのですが、複数回観に行くと、本筋以外にも目が行くようになり。

 

参りましたm(_ _)m、となったのは、土方歳三役の彩凪翔くんです。

凪様と呼ばれるだけのことはある・・・。

研14でしたか・・・、さすがでした。

 

 

翔くんは、下級生の頃からとにかく外見が可愛くて目立っていましたからね、研3くらいから知ってはいました。

咲ちゃん(彩風咲奈)と交互に新人公演をしたり、バウホールでW主演とかもしてましたかね?

昔から容姿端麗でしたが、どこか大人しいというか、咲ちゃんが陽なら翔くんは陰、とまでは言わないけれど、どこか影のある男役でした。

咲ちゃんは、技術が追いついていなくても、パーッと明るい雰囲気で舞台を駆け回ってるけど、翔くんは自分の足りないとこを自覚しているだけにちょっと引いちゃう、みたいなイメージ。

なまじ美しくて目立つだけに、観客も弱い部分にも目が行き、損をしているところもあるのかしらと見ていました。

なので、正直、そこまで上に行かないかもしれないなぁ、なんて思っていました。

事実、咲ちゃんがどんどん上がって2番手になり、最近はあーさ(朝美絢)と同等なのかなという役付きだったし。

翔くんは好きだけど、ハマることはないだろうなと確信していました。

 

 

だがしかし!!!!!!

沼は突然現れるのですね。。

 

 

凪様と呼ばれる所以がわかりました。

熱狂的なファンがいる理由もわかりました。

咲ちゃんが、恋する乙女の目で見つめる理由もわかりました。

 

 

【結論】

  彩凪翔はヤバイ。

 

 

 

本当にヤバイ・・・(放心)

 

 

ちょっと最近、凪様(!)のことを考えると興奮してしまって言葉が出てこないのですが、落ち着いて考察してみようと思います。

 

 

まず、着物での所作が、さすが日本物の雪組一筋14年!

若手男役とは全然違いますね。

まあ、土方歳三という役のせいもあるかもしれませんが、衿をただす仕草や袖を払う仕草、貫一郎に金子を投げる仕草、いちいち素敵・:*+.\*1/.:+

かっこよくて色気があるのはもちろんなんですが、とっても自然。

確かいつかのトーク番組で、袴を着て出てきて「普段着(私服?)です」と言っていたけれど、毎日着物で生活してるのですか?と思うくらい。

 

 

あとは目線。

土方さんは面倒臭がりなので(!)、必要最低限のことしか喋りませんし、ポーカーフィスなので表情もほとんど変わりません。

しかしながら、目は口ほどに物を言うのです!!!!

視線を投げるだけで、感情の動きがわかる!!!

そしてあの流し目・・・(パタリ)

 

 

私が三度見た中で、一番魅力を爆発させているなと気付いた場面は、角屋での宴会のシーンですね。

私だけかと思いきや、SNSを見ていても、このシーンの凪様を絶賛する声が多い(あとおやつタイム)ので、みなさん、前方で会話している貫一郎と斎藤一ではなく、後ろの方でお酒飲んでるだけの土方さんを見ているのですね?

このシーンの土方さんは(もう凪様だか土方さんだか・・・)、素晴らしい。

セリフ?ないですよ。

なんなら、ライトもあまり当たっていません(なんか赤い照明が当たってるけど)。

でも、あぐらかいて脇息にもたれかかりながら酔っ払ってる隊士たちを見ている目や、近くに来た芸者さんにお酒をついでもらう姿勢、芸者さんに話しかける表情などが、めちゃくちゃ、ヤバイ!!! ⬅︎オペラで相当ガン見してる。

 

 

凪様ファンの方には怒られるかもしれませんが、凪様は雪組には常にいるし(当たり前)、顔がいいこともわかってるし、逆にそんなに注目しなくてもいい(いつでも見られる)くらいに思っていたのですが、今回、改めて彩凪土方にロックオンしていたところ、お芝居も非常にいいんですよね。

もうガツガツ行く学年でもないせいか、土方歳三という役のせいか、力みがなくて自然。

静かに水が流れるような演技だなぁと(分かりにくい)。

土方歳三という人物については、すでに固まったイメージを持っていたのですが、そこからズレることもなく、私にとっては完璧な土方歳三だと思いました。

 

 

そして、そうやってロックオンしていると、必然的に、あのお顔!!の!美しさ!!!が!(うるさい)

こんな美、ある〜?😣ってくらい整っている。

本当に綺麗ですよね、改めてちゃんと見ましたけど。

昔よりずっと綺麗になった。

欠点が見当たらないお顔・・・。

 

 

 

いや・・・もう・・・なんていうか・・・

彩凪翔、私の知らぬうちに開花していたのですね・・・(息も絶え絶え)

気付かなかった私は愚か者だわ!!

逆に損しているのかもとすら感じていたあの美貌を、もはや完全に味方につけただけでなく、14年の研鑽の成果を存分に発揮していました。

ああ、これから雪組を観る楽しみが、また一つ増えました💖

 

 

 

 

 

 

 

そしてそして、雪組が誇るもう一つの美と言えば、あーさこと朝美絢ですが。

あーさは、今回、めちゃくちゃ頑張ったと思う。

壬生義士伝って、斎藤一が語りなんですよね(小説はいろんな人が出て来て、吉村貫一郎について語りますが、メインは斎藤だと思ってる。)。

映画でも、中井貴一さんと佐藤浩市さんがW主演でした(実際は中井貴一さんが主演なのかもしれないけど)。

なので、斎藤一は咲ちゃんがやるんだろうなと思ってたんですよね。

配役発表になって、びっくりした。

あーさが、あの大役を?って。

もしかしたら、斎藤一の重要度下げるのかな、とすら思った。

でも、蓋を開けて見たら、やはり主役の吉村貫一郎と並ぶほど大きな役だったと思います。

だいもんと学年差を感じさせずに互角に渡り合う必要があった。

あーさは、期待以上でした。

あーさのお芝居が、だいもんと比べて下級生レベルだったら、壬生義士伝は違った雰囲気になっていただろうなと思う。

あーさについても原作絡めながら語りたいですが、眠くなって来たので今日はこの辺で・・・。

 

 

いつも以上に騒いでいるだけの投稿になりました(そして次回もおそらく・・・)が、続きも読んでいただけると嬉しいです。

 

 

ではでは🍀

 

 

 

 

 

*1: °ω°

華妃まいあちゃん、退団発表。惜しすぎる。

こんばんは、あさがおです。

先日、華妃まいあちゃんが次回全国ツアー公演千秋楽付での退団を発表されました。

謎すぎる・・・。

なぜ彼女が辞めちゃんだろう。

 

 

 

まいあちゃんは確か99期で、まだ新公学年のはず。

ヒロイン経験はまだないけれど、今後の演目次第では新公ヒロイン、別箱ヒロインの可能性は十分あると思っていたし、たとえヒロイン格ではなくても、歌も上手だしお芝居のセンスもあるので重要な役所を務めてくれる娘役さんになると思っていました。

今後の宙組を支える方だと思っていたにもかかわらず・・・。

 

 

 

 

さらに驚きなのが、まいあちゃんが次回の全国ツアー「追憶のバルセロナ」で、娘役としてはヒロインの次に大きな役と言える「セシリア」役を与えられたということ。

ツイッターでも触れましたが、なぜ突然彼女にこんな大役を?

全国ツアーには、新人公演、バウ、東上公演でヒロインを務めた遥羽ららちゃんと天彩峰里ちゃんも出演します。

当然、どちらかが娘2の役をすることになるだろうと予想されていた方が多いと思う。

私は以前、「勝手に配役予想」で天彩峰里ちゃんだろうと予想していました。

確かに退団者には少し良いお役を振ったり、ショーで見せ場を作ったりという「お餞別」的な計らいはよくあることです。

でも、この配役はお餞別には大きすぎるのでは・・・。

 

 

単純に、経験値としてどうなのだろうという思いも拭いきれません。

まいあちゃんは実力者だけど、やっぱり大きな役を得るまでには段階を踏むことは必要じゃないかと思う。

新人公演やバウなどでヒロインのポジションに立つことで、オーラが身についてくるのではないかなとも思うし。

まいあちゃんは、これまでそう言ったポジションに立っていないので、今のイメージではやはり少し脇というか、控えめというか、前にパーンと出てくるものは感じられない。

ただ、まいあちゃんなら、下級生の頃からそういった場を与えていれば、もっと娘役として前に出るオーラも身についたはずではないかなとも思います。

なぜ!もっと早くから抜擢してより大きく育てなかったのか!!!

逸材だったのに!!!

 

 

 

 

なんだか、大きな役をもらえて良かったね、という気持ちよりも、なんだか、なんだか、まいあちゃんが可哀想に感じちゃうんです。

可哀想とか言っちゃ失礼だとは分かっているのですが、退団と、この配役が決まった裏で、辛い思いをしたのではないかとか・・・。

また、今回の配役発表で、やっぱり色々勘ぐられるでしょうしね(私もだけど)。

 

 

 

 

 

それにしても、花組といい、なぜせっかく育ってきた実力のある娘役さんがどんどん辞めていくのですか・・・。

まあ、なんとなく原因は想像つくんですけど。

それはまた別の機会に考えをまとめられたら書くとして・・・

まいあちゃん、惜しすぎます。

 

最後に一花咲かせてほしい。

可哀想なんて言っちゃったけど、まいあちゃんなら、きっと、私の心配を蹴散らして、堂々とパワフルな舞台を見せてくれるはず!

セシリアにふさわしいオーラが出せるかななんて言ってしまったことが恥ずかしくなるほど、立派に務めてくれるはずです。

 

 

 

最後の日まで、まいあちゃんが幸せに輝けますように。

 

 

 

ではでは・・・。